膝関節の痛みを訴える方が多くなっています。この小さな関節に体重の負荷がかかりますが、つるつるしている軟骨が摩擦を、また靭帯や筋肉のサポートで衝撃を和らげています。しかし加齢による骨の新陳代謝の低下や軟骨へのストレスで膝痛が起きやすくなります。軟骨へのストレスとは、冷え、肥満、過去のけが、Ｏ脚やＸ脚、運動や仕事による膝への負担、筋力の低下などです。とくに脚の内側の筋肉が弱くなってくると膝関節が不安定になり、膝痛の原因になりやすくなります。放っておくと痛みが悪化したり、歩行に障害をきたすようになってしまうケースも少なくありません。膝回りの硬くなった筋肉や組織を柔らかくし、同時に膝関節を支える為の筋肉を付けていくことが大切です。少しでも膝に違和感を感じたら早めに治していきましょう。