不自然な姿勢や急な動作などにより生じた急性腰痛発作です。いつ痛めたのか、いつから痛いのかが明確なのが特徴とされています。
重い荷物を持ち上げた時にギクっとなるイメージが大きいと思いますが、それ以外にも、ゴミを拾おうとして前屈みになる、くしゃみをする、階段を上がるなど、ちょっとした動作で発症することもあります。
主な原因には、長時間の立ち仕事や中腰などの不自然な体勢、姿勢の悪さ、疲労、運動不足、冷え、肥満、体のかたさ、古傷、ストレスなどがあげられます。中でも、筋肉疲労や背骨のゆがみが蓄積することで起こりやいとされています。そこに、前述のような動作が引き金となって発症するケースが大半ですが、中には、もともと腰の病気があり、特に無理な動作をしたわけではないのに急に発症するケースもあります。ぎっくり腰も個々で原因や回復速度は様々ですので、一人一人に合った方法で施術、指導をしていきます。