こんにちは。にこゆり整骨院の甲斐です。
毎日暑い日が続いていますが、みなさん水分補給はしっかりできていますか?
今回は夏に多い“ペットボトル症候群”についてのお話です。
ペットボトル症候群は、正式名称を清涼飲料水(ソフトドリンク)ケトアシドーシスといいます。
糖質を多く含むジュースや炭酸飲料、スポーツドリンクなどを大量に飲むことによって発症する
糖尿病の一形態です。ペットボトル飲料に限らず、
糖分が入った缶ジュースや紙パック飲料などでもペットボトル症候群を引き起こすことがあります。
ペットボトル症候群の症状は基本的に糖尿病と同じ症状です。
倦怠感やイライラ、喉の渇き、多尿、吐き気などが見られ、
重篤な場合は意識障害など命に関わる症状が出てきます。
糖尿病と診断されてなくても、日常的に清涼飲料水を飲む人や水の代わりに
清涼飲料水で水分補給をする人、そして10代~30代の男性が圧倒的に発症しやすいです。
また、糖尿病など生活習慣病の傾向がある人に発症しやすく、
小さい子供でも発症する場合があるので注意が必要です。
・缶コーヒー190ml →約5本
・缶コーヒー190ml(微糖) →約2本
・100%オレンジジュース、りんごジュース200ml →約7本
・スポーツ飲料500ml →約8本
・スポーツ飲料カロリーオフ →約8本
・炭酸飲料350m →約14本
これらの清涼飲料水に含まれるブドウ糖は体内への吸収が早く、
血糖値が急上昇しやすいので飲みすぎないよう注意が必要です。
水分補給の仕方が大事なポイントになってきます。
水分,ミネラルバランスが崩れると熱中症になりやすく、
糖分が多すぎるとペットボトル症候群になりやすくなります。
世界保健機構(WHO)は砂糖を摂取する量の上限を
1日に摂取するカロリーの5%未満とするべきだという指針を発表しています。
これは、平均的な成人の場合25g程度にあたります。
500mlのジュースを1本飲むだけでも簡単に1日の摂取量の上限を超えてしまうこともあります。
できるだけ水やお茶など、糖分が含まれていない飲み物を選んで飲むことを心がけましょう。
これから暑い日が続きますが、熱中症対策をしっかり行い、暑い夏を乗り切りましょう!
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