こんにちは。にこゆり整骨院の甲斐です。
天候が悪くなると頭痛、肩こり、耳鳴りなど体調を崩される方は多いのではないでしょうか?
ある調査によると、日本人の約6割が天気痛の自覚があり、
女性は約8割の方が天気痛を持っているとのことでした。
気象の変化によって持病が悪化する「気象病」のうち、
痛みや気分障害に関するものを「天気痛」と呼びます。
「天気痛」の症状や出るタイミングは人それぞれで、頭や首・肩などが痛くなる、
気持ちが落ち込む、めまいがするなどの、体や心の不調以外にも、
古傷の痛み、関節リウマチや喘息、更年期障害が悪化するなど多岐にわたります。
天気の崩れとともに体調が崩れてしまう理由は気圧の変動にあります。
私たちの耳には“内耳”という気圧の変化を察知するセンサーがあるとされています。
気圧の変化は私たちの体にとって大きな負担であるため、ストレスとして脳に伝達されます。
その結果、自律神経が乱れ、頭痛やめまい、吐き気といった症状が出ます。
天気痛の予防と対策
耳まわりの血行が悪くなると、内耳がむくみ、気圧の変化を感じやすくなります。
耳まわりをほぐし、血行を良くして余分なむくみを取ることで、天気痛の予防に効果的です。
くるくる耳マッサージのやり方
1.耳を軽くつまみ、上・下・横に5秒ずつ引っ張ります。
2. そのまま軽く引っ張りながら、後ろに向かってゆっくり5回まわします。
3. そのまま軽く引っ張りながら、前に向かってゆっくり5回まわします。
4.耳全体を掌で覆って、ゆっくり円を描くように後ろに向かって5回まわします。
※ 朝・昼・晩の1日3回行うのが目安です。
タオルを電子レンジで温めたり、繰り返し使える小豆カイロなどで
冷たくなった耳を労ってあげるのもおすすめです。
耳は動かすことができないため体の中でも冷えやすい部位です。
夏でもエアコンの風で冷えていることがあるので意識してみましょう。
耳まわりのケア以外で、自律神経を整えることも天気痛の予防になります。
生活リズムのよい生活は、自律神経を整えるために有効です。
具体的には「早寝早起き」、「3食きちんと食事を摂る」、「適度な運動」です。
朝目が覚めたら太陽の光を浴び、日中はウォーキングなど運動を行い、
暗くなったら穏やかに過ごして早めに就寝することを目指しましょう。
天気痛の多くは自律神経を整えることで解消されることがほとんどです。
生活リズムを整えたり、リラックスする時間を設けてストレスを解消したりすることが
不調の改善につながります。
天気痛をきっかけに自身の生活リズムを見直してみてはいかがでしょうか?
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