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食中毒に注意!

2023.06.23 | Category: ブログ

こんにちは。にこゆり整骨院の甲斐です。

6月も後半に入りましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

暑くジメジメとしたこの季節に気を付けなければならないのが”食中毒”です。

厚生労働省の『食中毒統計資料』を基に、

農林水産省が公表した2022(令和4)年の『病因物質別食中毒発生件数』によると、

6月が128件と最も多い時期となっています。

 

  • 食中毒とは?

 

そもそも食中毒とは、食中毒を起こす元となる細菌やウイルス、

有毒な物質がついた食べ物を食べることによって、

下痢や腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気のことです。

食中毒の原因によって、病気の症状や食べてから病気になるまでの時間は様々です。

 

  • 食中毒の種類

 

食中毒には大きく分けて4つの種類があります。

 

細菌性食中毒 (サルモネラ属菌、腸炎ビブリオ、カンピロバクター、

黄色ぶどう球菌、腸管出血性大腸菌「O-157」など)

ウイルス性食中毒 (ノロウイルス、ロタウイルス、A型肝炎ウイルスなど)

化学性食中毒 (鮮度の落ちた魚(マグロ、カジキ、サバなど)、

発酵食品(チーズなど)、腐敗した食品に含まれるヒスタミンやアミン)

自然毒食中毒(フグやキノコの毒)

 

  • 食中毒の予防

 

家庭で発生する食中毒は、食品の取り扱いの不注意から起こることがほとんどです。

食中毒を予防するために、「付けない」「増やさない」「やっつける」という三原則を守りましょう。

 

◇つけない  

 

・ 生の肉や魚に付いていた細菌が手指や調理器具を介して食品に付着することがあります(二次汚染)。

・手指や調理器具は清潔にして、汚染を広げないようにしましょう。

 

◇ふやさない

 

・食品の温度管理がよくないと時間の経過とともに細菌が増殖します。

・ 食品を保存する場合は

1. 調理された食品は早めに食べ、長時間放置しないようにしましょう。

2. 冷蔵は10℃以下、冷凍は-15℃以下で保存しましょう。

3.  保温する場合65℃以上で保管しましょう。

 

◇やっつける

 

・ ほとんどの細菌は熱に弱いので、食品を加熱して細菌を残さないようにしましょう。

しかし、加熱が不十分なために食中毒が起こることも多いので、

加熱する場合は食品の中心部まで十分に加熱しましょう。

 

  • デリバリー、テイクアウト時の食中毒の予防

 

・調理してから4時間以内に食べるのが基本です。

きちんと冷温保存し、買ったらすぐ食べるようにしましょう。

(※常温保存はNG。冷蔵庫に入れても細菌はゆっくり増殖するので過信してはいけません)

・持ち帰り用には、保冷バッグ、保冷剤を持参しましょう。

 

湿気と気温が高い梅雨どきの6月。食中毒予防の三原則を徹底し、健康に気を付けて過ごしていきましょう。

 

 

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