こんにちは。
にこゆり整骨院です。
12月もあと半分になり、暖冬とは言え、朝晩は気温が下がり寒くなってきましたね。
この寒い時期に、急に身体を動かそうとすると痛めてしまう原因となります。
そこで今回は寒い時期の運動のリスクについてお話ししていきます。
①筋肉温の低下によるリスク
寒いと筋肉が冷えてしまい血流が悪くなってしまいます。
そのため筋肉の伸び縮みがうまくできなくなり、その状態で急激に身体を動かしたり、
ダッシュや急激なストップ動作、身体の切り返しを行ってしまうと、
筋肉や関節を痛めてしまう原因になります。
ですので、冬場はゆっくりとウォーミングアップを行うようにしましょう。
夏場は10分程度、冬は20分~30分の時間をかけて、
ゆっくり運動していくといいでしょう。
またストレッチを行う場合も、
止まって行うストレッチ(静的ストレッチ、スタティックストレッチ)よりも、
身体を動かしながら行う動的ストレッチ
(バリスティックストレッチ、ダイナミックストレッチ)の方がより効果的です。
②血圧・心拍数が上昇しやすい
外気温が寒いと交感神経が緊張し、血管が収縮することにより血圧が上昇します。
血圧が上昇すると心臓への負担が大きくなり、
狭心症や心筋梗塞などのリスクが高まってしまいます。
普段あまり運動されない方が急激に身体を動かすときは注意が必要です。
高血圧をおもちの方は普段から血圧を測り、記録しておくのもいいでしょう。
いつもより高い日は運動強度を落とすなど、いつもより軽めの運動を心がけてみてください。
③古傷の痛み
寒い日や雨の日は、昔にケガをした部分が痛くなる方が多くみられます。
寒さにより筋肉が冷えてしまう事で血流が悪くなって痛みを感じたり、
気圧の変化でも痛みを感じてしまうことがあります。
古傷の痛みは安静にしていても改善することはほとんどありません。
身体を温めることや、普段からマッサージなどで筋肉の緊張を和らげることで
痛みを緩和させましょう。
一度ケガをしてしまった部分は
元の状態に完璧に戻ることはありませんので、
日頃からのケアを心がけましょう。
日頃から軽めの運動を行うことが大切ですが、
思い立って急に運動することもあるかと思います。
その際は、上記の事に十分に気をつけて行ってください。
今年も残り半月、ケガなく新年を迎えましょう。
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