こんにちは。
にこゆり整骨院です。
8月も後半になりますがまだまだ暑い日が続き、
「夏バテ」になっている方もいるのではないのでしょうか?
そんな「夏バテ」について今回はお話しします。
●夏バテとは?
夏の暑さに身体が順応出来ずに現れる様々な症状を総称して夏バテと呼んでいます。
私たちは、体温が上昇すると発汗等で体温を下げようとコントロールします。
夏は多量の汗をかきやすく、水分に加えてナトリウムやミネラルなど
身体の調子を整える栄養素も排出され、体内のバランスが崩れてしまいます。
その結果、体力を消耗し夏バテを引き起します。
●夏バテになりやすい生活
みなさんは次のような生活を送っていませんか?
①冷房の設定温度が低い
涼しい環境から暑い環境へ移動すると、身体はその気温に順応しようと頑張ります。
しかし、外気温と室内温の温度差が大きいと身体への負担が大きくなってしまい、
夏バテの原因になってしまいます。
②冷たい物をよく取る
胃腸が働きやすい温度は36℃程度です。しかし冷たい飲料水や冷たい食事をたくさん取ると
胃腸の負担が大きくなり、その機能が低下します。胃腸の冷えにも注意しましょう。
③運動不足
日頃から運動不足の生活を続けると、筋肉や身体の各器官の機能が低下します。
そのため夏の暑さに対抗する防衛体力が低下しまい、夏バテになってしまいます。
④睡眠不足
私たちは寝ている間に疲労を回復します。
しかし睡眠不足では回復時間が少なくなるため身体のバランスを崩します。
睡眠不足には十分気をつけましょう。
●夏バテ予防と対策
夏バテ予防には、運動、睡眠、栄養のバランスが大切です。
暑い夏を乗りきるために、日常生活で出来る対策をしてみましょう。
①生活リズム
私たちは体内時計と言う機能を持っています。その体内時計は朝日を浴びると調整されます。
さらに、朝ごはんをしっかり食べると身体が動く準備をしてくれます。
②しっかり睡眠を取る
疲労は睡眠中に回復されます。特に22時~2時の間は成長ホルモンなどの分泌が活発になりますので、
睡眠時間を十分に確保しましょう。
どうしても確保できない場合は、20分くらい昼寝をするのも効果的です。
③冷房設定温度を見直す
体温調節は交感神経・副交感神経のバランスによって保たれています。
しかし温度差が大きい環境では、この神経のバランスが崩れてしまいます。
冷房の設定は、外気温との差が5℃以下を目安としましょう。
④水分補給をしっかりと
水分補給は、のどが渇いたと感じる前に取るのが理想的です。
体重の3%に相当する水分が失われると脱水により身体の機能が低下してしまいます。
脱水症状を予防する目安として、朝・晩の体重の差が2%をこえないようにこまめに水分補給をしましょう。
⑤適度な運動をする
夏バテしない身体を作るには軽い運動が効果的です。
ただ、近年の夏の暑さは異常的で、日中に運動をするのは熱中症になるリスクが高くなってしまいます。
ですので、比較的涼しい時間帯、例えば朝夕に15分ずつでいいので、
軽いジョギングやウォーキングなどをしてみるのもいいでしょう。
また毎日の運動習慣は、エネルギーを消費し食欲を増進するため体力アップにもつながりますし、
軽い疲労感により睡眠も取りやすくなります。
夏バテの状態は、熱中症になりやすい状態でもあります。
予防と対策をしっかりとって、夏バテや熱中症にならないよう過ごしていきましょう。
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